みなさんこんにちは。
二児ファミキャンパパのbaoです。
2018/04/27(金)~29(日)の 2泊3日で、
長野県南南相木村にある「立原高原キャンプ場」に行ってきました。
「立原高原キャンプ場」とは?
どこにある?
「立原高原キャンプ場」は、長野県西部にある南相木村(みなみあいきむら)という所にあります。
キャンパーのみなさんが頻繁に訪れる富士山周辺のキャンプ場と比べると、
直線距離にして70キロほど北に位置しています。
南相木村は面積の約8割が山林・原野であり、標高約1,000メートルの高原です。
村の標高だけで見ると山中湖村とほぼ同じで、気温もだいたい同じくらいです。
南相木村ホームページ
アクセス
bao家のある品川からは約3時間。
都心から首都高速にのり、中央自動車道で長坂まで行き、あとは県道に乗って山道を登り降りしつつ南相木村に向かいます。
前回の千葉県鴨川市の「キャンピングヒルズ鴨川」にくらべるとほぼ倍の時間です。
かつ途中休憩等も含めると4時間以上かかる見込みです。
過去のキャンプデビュー時の嬬恋をフラッシュバックさせるような移動距離・時間です。自分で計画しておきながらゾッとします。
なぜここを選んだか
キャンプ場自体は奥様が見つけてくれました。
というのも、へりさんの「ファミリーキャンプのちソロキャンプ」ブログの記事を見て、
「ここはGW中も空いているに違いない!」と思い決めました。
ちなみにへりさんの記事はこちらです。
とてもきれいな写真がたくさんでキャンプ場の雰囲気がとても伝わると思います。
(御本人から掲載承諾を得ました!ありがとうございます!)
familycampnochisolocamp.naturum.ne.jp
キャンプ場予約サイト「なっぷ」で前評判等を下調べしようと思ったのですが
なんとレビュー、口コミ、写真がまったく無いです。
それだけレアなキャンプ場なのかもしれません。
なっぷはこちら
予約
予約はネット予約はできず、基本的には電話のようです。
bao家は3月下旬に電話をしたのですが、GW期間中であるにもかかわらず、ぜんぜん空きがあるとのことでした。
サイトの番号も指定できるとのことだったので
サニタリー棟に近いサイトを電話越しで教えてもらい、「オートキャンプAサイト1番」を指定させていただきました。
立原高原キャンプ場公式サイト
長野県 南相木村 立原高原キャンプ場 オートキャンプ場 林間キャンプサイト設備 ログハウス19棟完備 ・ HOME
電話後、数日または数週間後に自宅宛に書類入りの郵便物が届きました。
中身は、
- パンフレット
- 御利用券
- 場内地図
- 予約金払込票(ゆうちょ銀行)
が同封されていました。
トータルの金額は6,460円。
でもよく見ると大人3名って書いてある...2名の間違いなんですが...
裏には利用にあたっての注意事項が記載されてました。
予約金は2,000円です。
ちょっと手間ですが近所の郵便局窓口に行って払い込みます。
パンフレットにはレンタル品、販売品の価格も記載されているのでありがたいですね。
価格帯はちょっとだけ高めですかね?
地図は手書きです。
予め指定しておいたサイト番号に赤ペンで丸印がつけられていました。
こういうところ親切でいいですね。
遊具広場があるはずなのですが、手書きの絵がラフ過ぎてはじめ気づきませんでした(笑)。
周辺情報
「立原高原キャンプ場」への途中寄り道、周辺情報レポについてはこちらを御覧くださいませ。
「立原高原キャンプ場」に行ってみた
というわけで、東京から富士山を横目に数々の試練を乗り越えて行ってまいりました!
管理棟
管理棟です。
掘っ立て小屋ではなくしっかりとした作りの建物でとても安心感がありますね。
管理棟の向かいには広い駐車場スペース、自動販売機、トイレと無数に置かれた分別ゴミ置き場がありました。
かなり分別ルールは細かいみたいです。
中に入り受付を済ませます。
途中、受付のおじさんが、予め入金しておいたはずの受付金の確認に手間取っておられました。
その間に管理棟の中を観察してみます。
まずいきなり目につくのがこのアイス冷凍庫!
キャンプ場でまさかこの冷凍庫を見るとは思いませんでした。
でもまだちょっと冷えるから今日はいいかなー…
カウンターの上にはコインランドリー用の石鹸類も売られています。
左奥の方を見るとレンタル用のキャンプ用品ですかね。
コールマンのテントやらSOTOのガスランタンなどが確認できます。
振り返ると箱入り木炭が山積みに。
カウンター足元には薪もありました。
(この左にダンボール入の薪もたくさんありました。)
右を向くとガスや飲料などが売られています。
なぜかバドミントンセットも…
「フィールドライフ」の雑誌も売られていました。
どうやら本日(GW前金曜日)はbao家ともう一組のみしかキャンパーは来ないそうです。
なのでほぼ貸切状態…!
首都圏からはちょっと遠いので、GWになってもふもとっぱらや成田ゆめ牧場のような激混みにはならないのでしょうね。
かなり広い敷地のキャンプ場にほぼ二組。
楽しみでもありますが、逆にちょっと怖い気もしますね。
キャンプ場全景
受付を済ませて、あらためて看板の詳細な地図を見てみると、
管理棟からサイトまで結構距離があるみたいです。
bao家のサイトは大きなサニタリーハウスのすぐ近くの「1」なのですが、
ずーっと上り坂かつ、途中のアスレチック広場までの距離がかなりあるので
たぶん車で行かないとキツイレベルのようですね。
池・アスレチック広場
管理棟とアスレチック広場の道の途中に池があります。
普通の池ですね。
魚はどうやらいないようでした。
釣り堀とかできれば子どもたちも喜んだんですけどね…
勝手言ってすいません。
また、期待のアスレチック広場は
老朽化のため閉鎖されていました。残念。
子どもたちは明らかに不機嫌になってました。
※後日この子どもたちの消化不良を解消すべく、
近所の最強すぎる公園に立ち寄りました。
その記事はこちらから。
サニタリーハウス
サニタリーハウスです。
おそらく過去来たキャンプ場のなかで一番立派かも…!
天候が悪化してテントが無理になったときは逃げ込んでも全く問題ないくらいの
レベルの大きな建物です。
開放型ではなく、基本ガラス戸が閉まっているので
中に虫(とくに蛾)がダイレクトに入ることはありません。
なのでなぜかとても安心感があります。
真ん中にテーブルもあり、
それをはさむように両側にステンレスのシンクがズラッと並びます。
一つ一つのシンクは広くてきれいでとても使いやすいです。
このうちお湯がでるシンクが2-3つほどありました。
真ん中に見えるのが生ゴミ用のゴミ箱です。
洗い場からさらにガラス戸で区切られたところに洗濯機置き場があります。
乾燥機もついていて3台もありました。
これは連泊キャンパーにとってはうれしいですね。
しかもガラス戸で仕切られているから虫が混在することもないです。
こちらは男子トイレ。
ちょっとトイレ特有の匂いがしましたが、清潔です。
ウォシュレットはなかったですが、便座が暖かかったです。
これ結構重要ですよね。便座温度。
こちらは男子シャワー。2基あります。
コイン式のシャワーです。
baoは使わなかったので、いくらかかるのかはわからなかったです。
でも見た感じ虫もいないしきれいですね。
サニタリーハウスの脇にも自動販売機がありました。
よかった。。。もし飲料を切らしたときに
わざわざ管理棟まで来るまで下る必要はなさそうです。
ラインナップはこんな感じ。
価格は20円くらい高めですかね。
1番サイト
bao家にとってはちょうど良い、もしくはちょっとだけ広いサイトでした。
- 車(ウィングロード)
- テント(3m x 3m)
- タープ
- 焚き火スペース
これらを配置してもまだスペース的には若干余裕がありました。
地面は柔らかいです。
タープを立てるときに刺したペグも不安だったのでY字型に刺しました。
林間なので風はほぼ無いです。なので張り綱は必要なかったです。
ちなみにサイトには備え付け?のU字型コンクリートブロックが置かれていました。
おそらく焚き火用?かな?
空を見上げると、ザ・林間サイトっていう雰囲気満点ですね。
山の中なので周りの景色はほぼ木、木、木です。
なので焚付用の声だやそこそこ太い枝も結構転がっています。
これはありがたいですね。
「立原高原キャンプ場」の良いところ!
サイトがそこそこ広い
サイトが広いです。
車をもうちょっと端に駐車したら
bao家の初期テントであるモンベルの「クロノスドーム4型」も設営できたんじゃないかなと思います。
でも車にはもう余分なテント入るスペースありませんが(笑)。
サイトによってはもっと広いサイトもありました。
bao家がもし次回また来るとしたら狙い目としてはサニタリーハウス上の「15番」ですかね。
ここは道に面していて若干プライベート感に欠けますが、
2家族が車2台とめてグルキャンしていたくらいなのでかなり広かったです。
サニタリーハウスがほぼ完璧すぎる
キャンプにとって水回りはとてつもなく重要。
ふもとっぱらのような、ぽつんぽつんとおかれたシンク1基に比べたら
ここはまさに神の領域かと…
虫対策をしている点もGOODですし、
お湯が出る点もGOODですし、
洗った食器を一時的に置くスペースがかなり広い点もGOODかなと思います。
bao家キャンプ史上第一位のサニタリーといっても過言ではないです。
他のキャンプ場にコピペしたいくらい。(意味不明)
GWなのに空いている
GW直前日金曜日で2組。
GW初日土曜日でもちらほら空きがありました。
bao家のサイトのとなりの「2番」「3番」サイトは結局土曜日も空いてました。
子連れ+となりの空きサイト=遊び場 となるので
空いているキャンプ場ってやっぱり良いなーと思いました。
人気がないわけではないみたいなので、単純に「遠い」「行きづらい」んでしょうね。
やっぱり静かでゆとりのあるキャンプ場が一番です。
「立原高原キャンプ場」のちょっと残念なところ...
キャンプ場までの道が狭すぎて怖い
これ、けっこうキツかったです。
どこかというと、キャンプ場につく最後の道「県道2号線」の話です。
地図を見ておわかりのとおり「山道」です。
舗装されていないというわけではなく、
道志みちのようなグネグネ道です。
ただ、とてつもなく「狭い」のです。
Google先生は「19分で着く」と言ってますが、絶対嘘です。(笑)
たぶんJeepのラングラーとか大きめの車で来られる方は
かなり怖いんじゃないかなーと思います。
道が細いので思わず「対向車来るなよ来るなよ~」と祈ってしまいます。
baoにとってはかなり心臓に悪い道でした。。
「キャンピングヒルズ鴨川」どころじゃなかったです。
サイトに鹿のフンが多い
これは逆に言うと「動物たちが生息する自然豊かなキャンプ場」という良い見方もできますね。
残念なほうに書いてしまってすいません。でも気になったので…
サイトに始め着いて目についたのが鹿の糞でした。
それも結構たくさんありました。
鹿の糞なので犬猫とちがってころころと石だか硬い土みたいな感じで
そんなに被害は無いのですが、糞という意味合い上やっぱり精神衛生上良くないですよね…
小さな子連れだと枝とかにひっかかって転んで
鹿のコロ糞のうえに手や顔が…っていう心配がものすごくあったので
最新の注意を払っていました。
でも2泊目以降はもう忘れて気にしてなかったんですけどね…
初めて来られる方はおそらくびっくりするかもしれません。
テントを張る前に、自分でほうき・チリトリで軽くサイトの脇に寄せるなりしたほうが良いかもですね。
アスレチック広場が閉鎖中
老朽化のため閉鎖中でした。
ほんとかなー?と思ってちょっと遊具を見て回ったのですが
たしかに子供を遊ばせるにはかなり危険なくらいに老朽化してました。
木が腐っていて穴が空いていたり、折れていたり
鉄パイプ部分がサビすぎてて穴が空いていたり。
長いローラー滑り台とかもあったのですが
長期間閉鎖されていたためか、ローラー上は枝はで埋もれてしまっていました。
子どもたちにとってはちょっとがっかりのようでした。
今後リニューアルする予定とのことで業者の方も見えてました。
これからの新アスレチック広場に期待ですね!
さいごに
以上、「立原高原キャンプ場」レポでした。
bao家としては「無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場」に次ぐ遠さでしたが、
その分GWとは思えない、ゆっくり静かなキャンプをすることができました!
首都圏に住む方で混雑したキャンプ場に嫌気がさした方にはおすすめです!
山の中での林間キャンプを楽しみましょう!
※追伸
実はこのとき、インスタライブ配信、youtubeライブ配信を試しにやってみました。
視聴者は閑古鳥でしたが…
ちなみに立原高原キャンプ場周辺のスポット情報記事はこちらからご覧ください。
今更ですが、ランキングに参加しています。
よかったら押していただけると励みになります!