みなさんこんにちは。baoです。
前回までのレポートで生まれて初めて車中泊というものを体験することができました。今回は、今後の自分のさらなる車中泊ライフ向上の為、またこれから車中泊をしてみたいと考えている方々の為に、振り返りをしてみたいと思います!
bao自身もまだ初心者で内容が浅いかもしれませんが、温かい目で見守っていただければと思います!
ちなみにbaoのソロ車中泊デビューレポをご覧になっていない方はこちらからどうぞ!↓
A.車中泊する前に必ずするべきこと
A-1.デビューは近場の車中泊スポットを探す
- デビュー戦として、どこで車中泊をするか探している時はとても楽しい時間です。baoも「富士山のほうがいいかな?」とか「海が見える房総の方がいいかな?」など遠方ばかり考えていましたが、初の車中泊体験なので何が起こるかわかりません。もしかしたらトラブルがあって急遽Uターンしないといけない場合もあります。
- baoの住む東京都品川区近辺には車中泊スポットが存在しないため、最も近い位置にある「道の駅足柄」に決定しました。いざとなったら高速で1時間ほどで帰ることができ、山奥など辺鄙な場所でもありません。
- なので、不測の事態に備えて、デビュー戦は近場で行うことをお勧めします。
A-2.車中泊先の天気予報(気温・湿度)をチェックする
- 車中泊で使う自動車はテントと違い、通気性にハンデがあります。特に27度を超えかつ湿度が80%近くともなると、エアコンでもない限り車中泊はかなりの苦行となること間違いありません。エンジンをつけて車のエアコンを利かせるのはマナー違反であり、扇風機を回しても快適に過ごせません。
- 最終的な結論としては、現地の天気(気温・湿度)を事前に調べた上で、「暑い場合(個人的に27度以上)は車中泊はやめる」という判断がベストかなと思います。
A-3.車中泊のメインイベントを決めておく
- 車中泊だけをしにいくのは時間としてもったいないです。現地でグルメを楽しむのか(=「絶メシRoad」!)、温泉を楽しむのか、風景を楽しむのか、観光名所を楽しむのか、など楽しみの候補はいくらでもあると思います。
- これを全く決めないで車中泊をすると、あとで他の人から「それなら自分の家の駐車場でまずは車中泊すればいいじゃん」と言われて悲しい気持ちになります(笑)
- よって、車中泊をする上で、目玉となるイベントを最低2つほど決めておくことをお勧めします。
A-4.車中泊先の営業時間、清潔度、広さを調べておく
- 車中泊先に食事処や物産展や温泉がある場合は、必ず営業時間を確認しておきましょう。最近はコロナ関係で開店時間帯を短縮している所もあるようですので、必ず車中泊先の公式ホームページを確認することをお勧めします。
- また、実際に過去車中泊をされた方々のブログを活用して、現地のトイレや洗面所の清潔度合いもチェックしましょう。車中泊で過酷な状況になった時に体をふきに行ったり、トイレや洗面所で顔を洗ったり歯を磨いたりする時に、その場所自体がかなり汚れていたらとてもへこみますよね。
A-5.車中泊先周辺のお店(特にコンビニ・スーパー・銭湯)を調べておく
- 車中泊先の近所かつ経路の途中に、コンビニやスーパーがあるか事前にGoogleマップで調べておきます。もし現地で買い出しすればいいと思ってストレートに車中泊先に着いて、再度買い出しに行き、戻ってきたら駐車場がいっぱいだった…ということも十分あり得ます。
- 車中泊はキャンプと違って「区画サイト」の概念が無くフリーサイトと同じなので、一度駐車したら極力翌朝まで車を出さないほうが良いようですね。
A-6.車中泊先周辺の観光スポットを調べておく
- 主に車中泊後の翌日の話になりますが、車中泊先で朝食をとった後はもうすることが無くなります。キャンプのように撤収作業に時間がかかるわけではないので、あっというまに車中泊先をあとにすることができるのです。
- そのため、車中泊は二日目の自由時間が長くなり、現地の観光スポットなどを見てまわる余裕が生まれます。または観光スポットをめぐることくらいしか無いので事前に必ず調べて予定を立てておきましょう。
A-7.車内にある車中泊に不要な物は家に置いていく
- 車中泊する際に関係ないものが車中にあると、寝床で横たわる時にかなり邪魔になり睡眠の質にとても影響が出ます。そんなものは正直車外に放り出したくなりますが、そうしない為にも事前に関係ないものは家に置いてくるようにしましょう。
- 必要以上に後部座席用のクッションがあったり、ソロなのにベビーシートやチャイルドシートが設置してあったり、普段のドライブにしか使わないピクニック道具や一人では絶対使わない遊び道具などがあったりします。そういったものは全部家に置いていきましょう。
B.車中泊先到着後に必ず気を付けるべきこと
B-1.とにかく早めに到着する
- まずは現地に早めに到着することをお勧めします。車中泊先の売店や食堂の閉店時間前について楽しむこともできますし、車中泊エリアの場所取りも有利になります。
- あまりにも遅い時間についてしまうと、車中泊エリア探しに時間がかかり、駐車場をぐるぐる周回することになってしまいます。近所の方々にも迷惑ですし、これはちょっとカッコ悪いですよね。
B-2.主要道路の近くに駐車しない
- 車中泊先はキャンプ場と違いほとんどの施設が道路に近いことが多いです。そのため道路の近くに車を止めて車中泊をすると、その道路を通り抜けるバイクやトラックの音や振動が結構伝わってきます。
- 自動車の中はテントに比べると外の音はあまり聞こえないように思えますが、外の騒音が大きい分やっぱり中まで聞こえてきます。若干気温が高いときに窓を開けているとなおさら聞こえてきます。
- そのため、トイレが多少遠くても、道路から極力離れており、静かな場所を選ぶことがお勧めです。
B-3.大型トラックの近くに駐車しない
- 車中泊スポットはほとんどがアイドリング禁止のはずなのですが、なぜか長距離トラックの皆様は日ごろの激務を癒すためか、エンジンをかけっぱなし(つまりエアコンをかけっぱなし)で休憩していることが多いようです。
- baoも車中泊デビューの時は少し離れたところにエンジンをかけっぱなしの大型トラックがいたのですが、結構エンジン音が車内にまで入り込んできました。
- そのため大型トラック用駐車場の近くには停めないほうが無難です。
B-4.寝床は自分の体のサイズ以上の面積の確保すること
- 車中泊エリアを決めて、いざ寝床の準備!となったとき、自動車のタイプにもよりますがフロントの座席は限界まで前方までスライドさせ、背もたれも思いっきり前に倒しましょう。10センチ寝床スペースを確保するだけでも快適具合は違います。
- そのためフロント座席に、頻繁にアクセスするような荷物は置かない方が無難です。取りに行くたびに体や手を伸ばす必要があり、場合によっては筋肉がつってしまいます。
B-5.車中泊先施設内のパンフレットを確保する
- 車中泊中はスマホを見るなり、Netflix動画を見るなり自由に過ごすことができるのですが、これでは普段とあまり変わりません。
- せっかくの外出なので車中泊先の施設においてある現地の案内パンフレットなどを読み物として頂いておきましょう。観光パンフレットがあるのであれば翌日の観光計画を立てることもでき、有意義に時間を費やすことができます。
B-6.自販機やトイレは早めに行く
- 夜中に自販機やトイレに行くために自動車の出入りをする際、ドアを開け閉めする音が思いのほか周りの迷惑になる騒音となります。キャンプの時も深夜に他のキャンパーが自動車のドアを開け閉めする音が聞こえたりするとちょっとだけ不快になりますよね。それと同じです。
- 早めに食事を済ませ、トイレと歯磨き顔洗いなどは早めに済ませておきましょう。飲料もジュースのほかにミネラルウォーターなども余分に早めに買っておくことをお勧めします。
まとめ
こうして振り返ってみると、事前の準備や現地での注意事項などは、車中泊と普通のキャンプとではほぼ同じということがわかりますね。どんな宿泊形態であれ、
- きちんと事前に計画をたてること
- きちんと荷物類の準備をすること
- 早め早めに行動をすること
- 現地ではマナーを守り周りに迷惑をかけないこと
が共通して言えることだなということがよくわかりました。
また、車中泊はキャンプと比べると不便の度合いはそこまでではないですが、車中泊ならではの悩みどころや困りごとが多少あることもわかりました。
次回はこれらの「車中泊ならではの不便さ」を少しでも解消するようなギアやセッティングについて書いてみたいと思います。
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