みなさんこんにちは。
キャンプがサイコーな時期が来て
キャンプの妄想が止まらないbaoです。
今回は前回からの続きである「キャンプ × トランシーバー」について
実際baoが購入したトランシーバーについてレポしたいと思います。
ちなみに前回の「キャンプでトランシーバーをおススメする8つの理由」は
コチラです↓↓
無線の種類についてちょっとだけ知っておこう
前回さんざんトランシーバーをおススメしておいてなんですが、
Amazonとかでトランシーバーを探しているとよく製品レビュー欄に
- 免許が必要/不要
- 技適マークがついている/ついていない
という書き込みがあることに気づきます。
これって何でしょう?
無線の免許って?
トランシーバーは無線機です。
そして、無線機とそれを操作する人がいれば、それをセットで無線局と言います。
無線局にはいくつか種類があります。
- 特定小電力無線局
- 簡易業務用無線局
- デジタルMCA無線局
無線で長距離使用をする場合、
免許が必要であることが総務省の電波法で定められています。
この長距離使用をするには、
それを実現するための送信出力が必要です。
ただ、送信出力が小さい・比較的近距離の無線通信を行う場合は、
免許取得が免除になるケースがあります。
それが「特定小電力無線局」です。
特定小電力無線局として定められている送信出力上限は、
周波数帯にもよりますが、10mW ~ 1Wです。*1
(mWはWの1000分の1です)
つまり、キャンプで手軽にトランシーバーを楽しみたい場合は、
「特定小電力トランシーバー」を購入すればOKです!
技適マークって?
技適マークとは、
電波法をもつ総務省によって定められた技術基準に
対象通信機器が適合しているかどうかの証明となるマークのことです。
そしてその認定は、
総務省の登録を受けた代表的な機関、
主に財団法人電気通信端末機器審査協会(JATE)の審査を受けて
認定を受ける必要があります。
もし、技適マークがついていない製品を使用すると、電波法違反となり、
「1年以下の懲役又は100万円以下の罰金刑に処される」ことになります。*2
わかりやすいFAQが総務省ホームページにありますので、
一読することをお勧めします。
総務省 電波利用ホームページ | 技適マーク、無線機の購入・使用に関すること
つまり、キャンプで手軽にトランシーバーを楽しみたい場合は、
「技適マークがついているトランシーバー」を購入すればOKです!
(もしくは商品詳細に「総務省技術基準適合品」という文字の有無)」
今回紹介するトランシーバー
では、上記浅ーい予備知識を踏まえたうえで、
今回のトランシーバーを紹介しましょう。
今回bao家が導入したトランシーバーは、
BLUE CENTURYの小電力トランシーバーBC-20です。
Amazonで購入しました。
2台セットで4,380円です。
bao家では一人一台体制を目指していたのでこれを2つ(4台)購入しました。

BLUE CENTURY ブルーセンチュリー 特定小電力トランシーバー BC-20 2台セット&イヤホンマイク/ベルトクリップ付属【1年保証あり】
- 出版社/メーカー: BLUE CENTURY
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
ほかにも商品はたくさんあったのですが、
- 他競合と比べてレビュー数が多かった
- 他競合と比べて安かった
- やっぱり2台セットでお得だった
- きちんと「特定小電力トランシーバー」だった(Amazon製品説明欄参照)
- きちんと「総務省技術基準適合品」だった(Amazon製品説明欄参照)
のでこちらに決めました!
※上記Amazon製品説明欄をぜひ一度ご覧ください。結構詳しく書いてます。
楽天市場の商品ページかと思うほど(笑)
外箱の表です。
少しわかりづらいかもしれませんが、
- 左上に「特定小電力トランシーバー」の文字
- 右下に「総務省技術基準適合品」の文字
がありますね。
裏面には各部位、ボタン、液晶画面の簡易的な説明が書いてありますね。
そして下部赤枠内には「交信距離の目安」として、
- 市街地:約100~200m
- 見通しの良い郊外:約1km
と書かれています。
キャンプ場だとこの「約1km」に該当しますね!
十分すぎる距離範囲だと思います。
左側面には主な機能が書いてあります。
どうやらイヤホンマイクをさして、ハンズフリー機能が使えるようですね。
「水曜どうでしょう」の「原付の旅」の真似ができますね!
一方右側面には仕様が書いてあります。
ここに周波数帯と送信出力が書いてありますね。
この周波数帯の数字をもとに、
先ほどの総務省の電波法を参照してみると、
送信出力10mWが特定小電力無線局の上限となります。
なのでこのトランシーバーは「送信出力:10mW」と書いてあり、合格です。
箱から内容物を取り出してみました。(説明書が写ってませんが...)
- 本体x2
- イヤホンマイクx2
- イヤホンカバーx2
- ベルトフックx2
こちらが説明書です。
きちんと日本語で書かれているため、操作に迷うことはありませんでした。
baoが使っているPCのSurfaceとか、
最近のスマホには説明書がほとんど無いようなものなので、
なんか今どきこういう説明書を見るのってちょっと新鮮ですよね。
こちらがトランシーバー本体です。
本体部分は普通のスマホよりもやや小さいですが、
6歳児が持つにはちょっとゴツイかもしれません。
アンテナを入れるとスマホよりもちょっとだけ大きい感じになります。
ボタンの数はとてもシンプルですね。
また小さい穴がいっぱいある部分がスピーカーで、
そのたくさんの穴の上にちょこんと1つだけ小さな穴があるのがマイクです。
(このスピーカーとマイクの穴の数の差はなんなんですかね。)
本体下部、下側面はグレーのゴムのような樹脂でおおわれています。
おそらく対落下衝撃用でしょう。
そして本体上部を見てみると、
イヤホンマイク用のジャックがあります。
念のため防水防塵用にきちんとゴム製のキャップがついているところがいいですね。
本体左側面です。
ボタンがありますがこれが通話をするときに押す送信ボタンです。
このボタンを押しながら
表にある小さいマイクの穴に口を向けて
「今からサイトのほうに戻ります。どうぞー」と言うわけです。
これぞ、ザ・トランシーバーな部分ですね!
裏面はほぼ全体が電池ボックスの蓋です。
ちょっと開けてみると...
なんと単四電池を4本も消費するようですね!
小電力とかいいながらなぜかこの電池ボリウムはちょっと意外です。
そして張ってあるシールをよく見てみると...
そうです!あの「技適マーク」が貼ってありますね!
ちょっと一安心です。
それにしてもわかりづらい場所に貼っていますね。
単四電池で埋めてみました。
やはり電池は使い捨てではなく、
何度も充電できるニッケル水素充電池を入れてみました。
おススメはこちらです!↓

Amazonベーシック 高容量充電式ニッケル水素電池単4形8個パック(充電済み、最小容量 800mAh、約500回使用可能)
- 出版社/メーカー: AmazonBasics
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログ (3件) を見る

ej ニッケル水素充電池専用 充電器 TGX08 最大8本同時充電 エネロング対応 単3 単4電池兼用 (ホワイト)
- 出版社/メーカー: ecostyle
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
ちなみにこの充電器は、
中途半端に残量が残っている充電池にたいして、継ぎ足し充電ではなく
「放電」(電池を使って空にする)する機能があるのでとても便利ですよ!
こちらは単体だとなんの用途のなんの部品なのかまったくわかりませんが、
トランシーバーにとりつけてみると...
こうなります。
そう、ベルトフックですね!
はめこむときにカチッとなるので、
使用者が動いたりしてもこのフックが本体から取れてしまう、
なんてことはありません。
またこのフックには穴が開いているので、
ハンドストラップやネックストラップやキーホルダー
などを取り付けることも可能です!
baoはさっそく子供たちが紛失しないように
ネックストラップを取り付けたいと思います。
ただこのフックですが残念なことに、
フック自体が電池カバー部分を覆ってしまっているので、
電池を取り換えるときにいちいちこのフックも取り外さないといけない
という欠点があります。
までもそんなに一回のキャンプ中で、
電池を入れ替えるほど使うかどうかは微妙ですけどね。
こちらがイヤホンマイクです。
イヤホン部分は片耳だけのようですね。
マイクは話者の声を拾うと自動的に送信モードになるらしく、
本体左側面の送信ボタンを押さなくても発話できるそうです。
これはとても便利ですね!
両手がふさがっていても通話できるというのは良いですね。
ただ、うっかり独り言とかいっちゃうと、
それも送信されてしまうリスクがありますが...
やはりこれを使う機会といったら
「原付の旅」くらいでしょうか。(原付持ってませんが)
中央のボタンを長押しすることで電源のオンオフが可能です。
オンになると赤味がかった液晶画面が点灯します。
左右にある上下ボタンでチャンネルを設定したり、
中央にある設定ボタンを数回押して上下ボタンでグループなどを調整したり、
と、操作については説明書を見なくても直感的にできそうです。
以上、簡単なトランシーバー実機紹介(というかほぼ開封の儀)でした。
bao家は2個セットを2つ購入し、
家族全員が1台ずつ携帯できるようにしました。
家族全員でキャンプでトランシーバーを使ってみた
実際に「bao家秋のシーズン復活キャンプ in 奥道志キャンプ場」で、
家族全員にトランシーバーを携帯させて使ってみました!
その中で気づいた「良いところ」と「気を付けないといけないところ」を
簡単に紹介します。
使ってみて気づいた「良いところ」
やはり、子供たち二人が発狂するほど喜んでくれました。
いつもテント設営や料理の邪魔をしてれる子供たち(6歳児、3歳児)も、
自分専用のゴツイ通信機器を渡されてとても特別な気分になったようです。
また、
料理班(奥様)、探検班(baoとゆかいな子供たち)と
二つのグループに分かれて行動するときも、
きちんと情報共有ができたり、
ついでで探検班が管理棟に寄って、
明日の貸切風呂の時間について料理班と連携しつつ予約したりと
かなり連絡手段としては手軽で非常に効果の高いものになりました。
使ってみて思った「気を付けないといけないところ」
まずは、
トランシーバーは、スマホとちがって物理的なボタンが配置されているので、
カバンやポケットに入れてて、何かにあたってボタンが押されてしまう!
ということがよくありました。
勝手に押されて意図せずスイッチオンになって、
そのままずっとで電池を消耗してしまう...ということが起きてしまいそうです。
なので、首/肩からぶらさげるか、ベルトにかけておくのが一番だと思います。
あと、
やはり子供たちが使うので、
必要以上に「もしもし?こちら〇〇です。どうぞ!」を
えんえんと続けるのでちょっとうるさいです。
また音量をほどほどにしておかないと、
キャンプ場の騒音の一つになる恐れがありそうだと感じました。
なので、世の賢明なるパパさんは家族にトランシーバーを支給する前に
- チャンネルをあわせておく
- グループIDをあわせておく
- 音量をひかえめに設定しておく
ということを忘れないようにすれば大丈夫だと思います。
また、近くに他のキャンパーがいる場合は使用を控えることにしたり、
夜になったら基本使わない、と決めておくことも大事だと思います。
やはりキャンプ場で一番迷惑なのは騒音系ですからね。
まとめ
以上、若干内容がまとまって無いかもしれませんが、
「キャンプ x トランシーバー」についてのbaoなりの考察を、
僭越ながらも書かせていただきました。
もしかしたら、ほかのキャンパーさんがトランシーバーと使っていて、
それを迷惑に感じている方がいたらごめんなさい。
でも日中のアクティビティの一つとして、
普段の実生活では使わないこうしたガジェットを、
キャンプという非日常空間で試して使ってみて楽しむのも、
キャンプの醍醐味なのではないでしょうか?
みなさんももし興味がありましたら、
導入してみることをおススメしますよ。
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