2018/3/24(土)~25(日)の1泊2日で、
千葉県鴨川市にある「キャンピングヒルズ鴨川」に
2018年初ファミリーキャンプに行ってきました。
「キャンピングヒルズ鴨川」とは
どこにある?
「キャンピングヒルズ鴨川」は、房総半島の南側に位置する林間?キャンプ場です。
千葉県で有名な「成田ゆめ牧場」や「森のまきばオートキャンプ場」と比べると、かなり南側に位置しています。
こうしてみると外房の海に近いように見えますが、
実際キャンプ場からは「山から遠くの海を眺める図」といった感じでした。
富士山近辺の「ふもとっぱら」や「朝霧ジャンボリーオートキャンプ場」に比べると、気候的には温暖な方らしく、通年営業しているようです。
アクセス
bao家がある品川からは、このように東京湾アクアラインを通って木更津に上陸し、
房総半島を斜めに横断する感じです。
この東京湾アクアラインが行程での最大のボトルネックであることは一目瞭然です。
土曜午前は川崎側下り、
日曜夕方は木更津側上り、
がシンジラレナイくらい渋滞します。
もし渋滞を避けて行きたい場合はこの時間帯を外して行きましょう。
bao家は思いっきり渋滞にハマってしまいましたが...
予約
bao家は以下ホームページ経由で電話予約をしました。
千葉県のお風呂が自慢のオートキャンプ場 キャンピングヒルズ鴨川HP
人柄の良さそうなオーナーの方がとても丁寧に説明してくださって、
とても好印象でした。
3月はまだハイシーズンではないため、キャンセル料金はかからないところがうれしいです。
あとから知ったのですがどうやら「なっぷ」でWEB予約できるようですね。
知りませんでした。
サイト選び
サイトは予約の段階では指定することはできないようです。
(希望があれば聞くことは聞くが、沿えないことがある、とのこと)
当日、自分たちで空いているところを選択するスタイルみたいですね。
ということは早いもの勝ちということかな?
到着後受付時に上のような手作り感満載の地図を渡されて、
「○がついたところが空いてますのでご覧になって好きな場所を選んでくださいね」
と言われました。
この日はA3,A4,H2,H5が空いていたようですが、
bao家はさっと一通り見て一番広くてトイレ・水場が近そうなA4を選びました。
A4サイト
このサイト、どうやら電源が付いているようです。
なのに料金が電源なしと変わらないなんて、ちょっとびっくりしました。
地面はほどほどの硬さでした。
ペグ的にはどのペグでも問題なくささりました。
斜面担っている部分は土がかなり柔らかいため、
タープなどを張るときは長めのペグをつかって2点刺しをしたほうが良いですね。
bao家はテンマクデザインのムササビタープを周辺の木にくくりつけて、
割と広めの空間を確保することができました。
「キャンピングヒルズ鴨川」の良い所!
スーパーやドラッグストア等が充実
「キャンピングヒルズ鴨川」に行く直前の国道128号線にはスーパーが充実しています。どれも駐車場が広くてゆったりです。
イオンとODOYAとベイシアがあるのは最強ですね!
bao家はイオンで買い出しを行いましたが、ODOYAのほうが向かいにドラッグストアもあって充実していたかなーと言う感じです。
買い出しはなるべく「キャンプ場に到着する前」を強くおすすめします。
というのも後述しますが、キャンプ場手前の急坂が運転手にとってかなりの精神的負担になるからです。。
薪が太くて安い
薪のシステムが独特です。ちょっとbaoも戸惑いました。
上の写真だと分かりづらいのですが、太い薪一本で50円という価格設定です。
なので、細い薪の場合は2~3本で50円という換算です。
この感じで細い薪から中くらいの薪、そして太い薪と揃えてみると...意外とリーズナブルで驚きます!
よくあるキャンプ場の「薪一束700円」という価格設定がちょっといやになっちゃうくらいです。
そして値段と支払いは「利用者自身が行う」方式です。みなさんくれぐれもズルはしないようにしましょうね。
ちなみにbaoはよく薪の種類とかはまだよくわからないのですが、ここの薪はとても良く燃えて長持ちしました!
レンタル品が安い
3月のキャンプだったので、念の為毛布を3枚レンタルしたのですが、
なんと1枚100円でした。たぶん最安ではないでしょうか。
ちなみにレンタル品の価格はこちらです。イスも100円です...!
(どんなモノが出てくるかはちょっと謎ですが、でもこの価格設定は良心的ですね。)
テント | ¥2,500.- |
タープ | ¥1,500.- |
ランタン | ¥800.- |
シュラフ(寝袋) | ¥300.- |
毛布 | ¥100.- |
テーブル | ¥300.- |
イス | ¥100.- |
千葉県のお風呂が自慢の高原キャンプ場 キャンピングヒルズ鴨川 <利用料金>
お湯が出て、便座も暖かくて安心
管理等近くの洗い場はお湯が出ます。
ここは奥さんとしてはポイントが高かったようです。
流し台の数が2つしか無いのが難点ですが、
でも熱湯で食器の汚れがあっという間に落ちる!
というのはとても気持ちがいいですね。
またトイレは便座に保温機能がついていて良かったです。
キャンプ場の冬場のトイレは、
大抵座る時に「よし!」と気合を入れて
氷のように冷たくなった便座に「えいやっ!」と座るのですが、
ここはそんな心配はいりません。
ウォシュレットもついていた気もしますが...こちらは怖くて使いませんでした。
棚田の眺めが素晴らしい
やはりこれが一番ではないでしょうか。
訪れた際には皆さん必ず見に行ったほうがいいと思います。
とても素晴らしい眺めです。遠くには外房の海が見えます。
bao家は2日目の朝に見に行ったのですが、
運良く田んぼを管理している方と遭遇して、
「もっと奥に入って見ていいよ~」とお許しを頂いたので、
棚田の中にずんずん入ることができました。
この春の季節の田んぼでは、
カエルの卵や、おたまじゃくしをたくさん見ることができました!
子供たちも初めて生で見てとてもはしゃいでました!良い経験になったと思います。
「キャンピングヒルズ鴨川」のちょっと残念な所...
キャンプ場入り口の坂が急すぎて怖い
これが一番残念だったかなと...
ちょっとbaoがビビリすぎなのかもしれませんが、
訪れた方々みなさんはまずその急坂と急カーブに驚かされるのではないでしょうか?
写真も動画も撮る精神的な余裕がなかったので、
気になる方は事前にYoutubeで
他のキャンパーさんたちの動画をご覧になったほうが良いかと思います。
bao家はステーションワゴンで通ったのですが、
ちょっとした大型車で来られた方はあの坂とカーブをどう攻略したのでしょうか...?
ちなみに帰り道は上りなのですが、
小石でスリップして心臓が止まりそうになりました...!
灰捨場が小さくてちょっと危ない
お湯が出る洗い場は素晴らしいのですが、
その傍らにある焚き火などから出た灰捨場がちょっと気になりました。
捨て場が近いのはいいのですが、
いかんせん捨てる缶が小さくて若干溢れ気味になっておりました。
ほぼ満サイト状態だったので仕方がないとは思うのですが、
もう少し大きい缶にするか、
定期的に回収したほうが気持ちいいのかな、と思いました。
というのも、
まだ火が消えきってない灰も捨ててあって、
しかもそれが缶から溢れてこぼれていたのです。
これはキャンプ場というよりキャンパーの方のマナーの問題かもしれませんが。
洗い場の中にあるので子どもたちもよく来て数十センチというかなりの至近距離です。
もし子供が何かにつまずいて灰に手を突っ込んでしまったら...
と思うととても恐ろしいです。
棚田付近のイノシシよけ電流線が怖い
絶景ポイントである棚田を上から眺めるためには、
キャンプ場奥のあぜ道を登って行きます。
このあぜ道から棚田の中まで道沿いに何やら3本の青いロープが張ってあります。
実はこれ、イノシシ撃退用の電気ショック用のロープなのです。
日中は電流は止めているそうなのですが、
夜子供たちがうっかり入ってこのロープに触ってしまったら...
と思うと、これもとてつもなく恐ろしいですね。
日中はオフになっているとはいえちょっと心臓に悪いですよね。
せめて受付のときに注意事項として伝えてほしかったかなーと思います。
さいごに
後半ではいろいろと偉そうなことを言ってしましとても申し訳ないのですが、
それらが少しでも改善されれば、もっともっと素晴らしいキャンプ場として
多くのキャンパーの皆さんから愛されると思うので、
ぜひこれからもがんばっていってほしいなと思います。
棚田の景色と、程よい自然のバランスは最高なので
みなさんも是非一度下調べと準備をした上で訪れてみてはいかがでしょうか?
ちなみにbao家はもし次回利用するなら、
管理棟や洗い場、トイレからは離れてしまいますが、
高い位置にあって一番景色が最高なLやEのサイトを狙いたいなと思っています。
多分この区画は激戦なのかもしれませんが。
追伸
撤収後、bao家は鴨川近郊の立ち寄り湯を利用させていただきました。とてつもなく穴場だったのでこちらは別途記事としてアップさせていただいてます。
コチラをご覧ください!↓
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